ミサキ神

くなど神・さいの神・道祖神

御崎神社とミサキ神

江戸時代の出雲国の地誌である『雲陽誌』(1717年)では、かなりの数の御崎神(御崎神社、御崎の森等)が祀られていることがわかります。それは日御碕神社を勧請したものではと思いがちですが、日御碕神社を勧請したものは、「日御碕大神宮」「日御碕神社」というように、別個に載っています。御崎神社は、いったいどういう神を祀っているのか?民俗学のミサキ神の分析を踏まえ考察していきたいと思います。
くなど神・さいの神・道祖神

謎の御陵神社 出雲市大社町鷺浦

出雲市大社町鷺浦の御陵神社は、巨大な磐座を祀っているかのように、磐座の下に、祠があります。地元の人は、ミサキボあるいはミサキブリと呼んでいる神社です。なぜ、御陵神社というのか、考察してみました。