多具国 大根島は、古の多具(たく)の国の多具島だったろうか? 島根県松江市の大根島は、奈良時代には、拷島(たくしま)と名づけられていました。それ以前は、蜛蝫島であったように『出雲国風土記』には書かれています。また、尾張国風土記逸文には、多具国(たくのくに)が書かれていますが、もしかすると、大根島は多具国の島という意味で拷島(たくしま)であったのではないでしょうか。 2025.04.03 多具国
出雲族とは? 五十猛命(いたけるのみこと)と出雲族 『日本書紀』には、素戔嗚尊の御子として、五十猛命が登場します。この五十猛命は、紀国の大神の大屋毘古神と同神と言われています。また、尾張氏の始祖天香語山命と同神という説もあります。五十猛命という神様の性格や別名を述べていきます。 2023.11.22 出雲族とは?
出雲族とは? 初期ヤマト王権と出雲族 『日本書紀』『古事記』には、出雲の事代主命が関係した豪族(磯城県主家)が初期ヤマト王権を支えてきたことが書かれています。神武天皇の東征する前より、大和に先住していたことも記載があります。初期ヤマト王権時代の磯城氏についてまとめてみました。 2022.02.14 出雲族とは?
多具国 いにしえの出雲は多具の国と呼ばれていたのだろうか。 『尾張国風土記』のホムツワケ伝承では 多具(たく)国の神として阿麻乃弥加都比女(あまのみかつひめ)が登場します。しかし、記紀神話のホムツワケ伝承では、出雲の大神として葦原色男大神(大国主命)が登場するのです。もしかすると、いにしえの出雲国はtたくことと呼ばれていたのでしょうか。 2021.09.02 多具国