出雲の伝説

出雲振根命と神宝事件

『日本書紀』に登場する出雲神宝事件の概略と伝承地をまとめました。出雲神宝事件の「神宝」とは何か?出雲神宝事件に登場する出雲振根命や飯入根命を祖とする氏族はだれか?古代史ではどのように解釈されているか?
神様 

青幡佐草日古命と阿波忌部

出雲国の大原郡には高麻山があります。青幡佐草日古命が麻を蒔いたという伝承の山です。阿波忌部と関係があるのでしょうか。
くなど神・さいの神・道祖神

佐久神=くなど神 柳田国男説

民俗学者 柳田国男氏は、『石神問答』の中で、佐久神=くなど神であるということを述べています。
神様 

【 牛飼神 】 和加布都努志命 と出雲族

古事記・日本書紀には登場せず、出雲国風土記のみに登場する神です。出雲大社の本殿にその神像があります。それほど重要な神なのです。
くなど神・さいの神・道祖神

クナド(岐)の神 出雲臣の末裔

出雲大社から辰巳(東南)の方向に、歩いていくと(いづもいのやしろ)が鎮座しています。4月の上旬に参拝すると、桜の花が満開です。ここの神社の説明板が出ています。出雲大社 摂社出雲井社(出雲路社)御祭神 岐神 (くなどのかみ)由緒勇武にして地理...
孝霊天皇の鬼退治 

孝霊天皇の鬼退治(6) VS出雲族 最前線 福姫命

印賀(いんが)の楽々福神社では、孝霊天皇の皇女・福姫命(ふくひめのみこと)が活躍する伝承があります。福姫命の別名の伝承や、印賀の楽々福神社の鎮座地を探ってみました。
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飯石郡来島郷 大国主神6世孫

島根県飯石郡飯南町の来島地区の地名「来島」は、大国主命6世孫とされる伎自麻都美命(きじまつみのみこと)に由来する地名です。それは、『出雲国風土記』に登場する伎自麻都美命と、大国主命6世孫の多比理岐志麻流美神を同神だとする本居宣長の推察によるものです。
出雲の伝説

『多根』地名 もしやヤマト王権の屯倉(みやけ)(3)オオタ郷

大田市における『多根』地名と「大田」地名の起源について『角鄣経 石見八重葎』をはじめとする文献から、考察していきます。
出雲の伝説

『多根』地名 もしやヤマト王権の屯倉(みやけ)(2) 三瓶山

飯石郡多根郷から北に降りて行くと、多根郷から三瓶山の麓の佐田町まで、稲田の伝承や大歳神社の分布があることがわかります。三刀屋町から三瓶山の麓の佐田町まで、神社や伝承を集めてみました。
出雲の伝説

『多根』地名 もしやヤマト王権の屯倉(みやけ)(1) 多根神社

『出雲国風土記』には、多根郷の起源神話が書いてあり、オオナモチとスクナヒコナの両神が稲種を蒔いたという話です。調べていくうちに、『多根』地名と田部(ヤマト王権の部民)と何か関係があるのではないかと思えてきました。島根県雲南市掛合町多根周辺を取材しました。